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災難のつきまとうバイオリンの話

災難のつきまとうバイオリンの話

名器といわれるバイオリンが事故で失われるお話。

ドイツの楽器商会はアメリカのシカゴにバイオリンを送る際、楽器に保険を掛けました。
嵐で船は沈んでしまいましたが保険金は商会の方へ支払われました。
その後、この船が引き上げられバイオリンの入っていた箱が保険会社に届けられました。
でも、中身のバイオリンはバラバラになっていました。
会社にしてみればゴミ同然のものでした。

そこで楽器商会はこの残骸を安値で買い取りました。
接着剤が溶けただけでしたから、バイオリンは元通りに張り合わされ、
楽器商会はそれを再び売って大儲けしました。
保険の契約ではこういった物は保険会社の物になったのですが、
バイオリンの構造を知らなかったばかりに大損してしまったというわけです。

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